Internet Explorer
Windows10で存在意義が薄れてきているMicrosoftのブラウザ Internet Explorer(以下、IEと呼称)ですが、まだ使われている方が多いと思います。
現在の最新版はIE11です。Microsoftでの開発は停止しており、今後のバージョンアップ、バグ修正も望めません。セキュリティの微弱性更新はWindowsUpdateで引き続き行われますが、いつまで続くか・・・?という感じです。
2016.06.18 「アドオンを無効にすることで・・・・」のメッセージについて
「アドオンを無効にすることで・・・」(2016.6.18)
IEを起動すると画面の下に「アドオンを無効にすることで閲覧の速度を上げます」のメッセージも表示されることがあります。確か、IE9から導入された「アドオンパフォマンスアドバイザー」に機能によるものです。IEによるWebページの表示速度が遅くなっている場合に表示されます。
※ アドオンとは、Internet Explorerの機能を拡張するためのプログラムのことです。
アドオンを有効にすることで、標準状態のInternet Explorerでは表示できない動画などを再生できるようにします。しかし、アドオンの中には処理に時間がかかるものがあり、Webページの表示が遅くなる原因となる場合があります。
1.「アドオンを無効にすることで・・・」表示出力時の対応策
よくわからないので[後で確認する]をクリックするケースが多いと思いますが
次回IE起動時にも同様のメッセージが表示される可能性が高いので、次の対策が有効です。
(1)[アドオンを選択する]をクリック
(2)Webページの表示速度に影響しているアドオンが一覧表示されるので、つぎのいずれかの対応を行う
・その中で不要なアドオンを無効に変更
・「すべて無効」をクリックして、すべてを無効に変更
・[アドオンによる遅延が次の値を・・・]の数値を調整
(3)[完了]をクリックする
※後で、アドオン遅延の設定値を変更したい場合は、次項に記載している内容を参考にして対応してみてください。
2.IE起動時間が遅くなった時に表示されるメッセージの基準秒数の設定
- コマンドバーを表示する
- ツールボタンをクリック→[ツールバー]をポイント、[アドオンを無効]をクリックする
- [アドオンを選択します]の画面が表示されます。下方に[アドオンによる遅延が次の値を超えた場合に知らせる]の箇所にある秒数を適宜変更する。初期値は0.20秒、最大10.000秒迄設定できます。この秒数を大きくすれば、当然メッセージ表示のケースは少なくなります。